レビュー「日常会話をネイティブる」
レビュー作成時期: 2009.6.3
今までにない、画期的なテキストが登場しました!
“ネイティブがピコピコハンマーでぶっ叩きながら作った英語学習書”、その名も
【 日常英会話をネイティブる『ゴリ子、映画に誘う』編
】 です。
(※ イラストは私が描かせていただきました)
一読した感想は・・・
めちゃめちゃ笑えるのに、しっかり勉強にもなる!!でした☆
著者は、「いの」こと「 涙なしの英単語-1分で覚えて100年忘れない! 」発行者の井上さんと、「あれ」こと「 英語の森 」主宰あれっくすさん。
「いの」は日本の学校で英語を学んできた平均的英語学習者の代表であり、「あれ」はアメリカ生まれのネイティブ・スピーカー(であり、かつ日本語も母国語としているバイリンガル)という貴重な存在。
ダイアログは、ユーモアセンス抜群の「いの」によって錬りに練られた、爆笑モノの内容&ごくごく自然でこなれた日常会話。
対訳(英語)は、「あれ」ならではの、本当にネイティブライクな、ナチュラルな英文になっています。
さらに解説部分では、「いの」が日本人の感覚で、それはもう執拗なほどw、「日本人学習者が疑問に思うこと」を事細かく「あれ」に質問しています。
「あれ」が回答したことに対しても、さらに何回も納得するまで質問しまくっています。
(「あれ」が不憫に思えてくるほど・・・w)
何回も何回も細かいことを質問されて、ついに泣きが入った「あれ」が、この質問の嵐を「ピコピコハンマーでぶっ叩きたくなるような質問たち」と命名したのだとか。これを引用したのが、冒頭の言葉です。
しかし、心優しい「あれ」は、日本人の英語学習者のために、泣きながらも一つ一つ丁寧に回答を繰り返してくれました。
そうやって、平均的な英語学習者とネイティブの質疑応答の繰り返しの末に出来上がったのが、この学習書なのです。
きっとあなたが、英会話スクールの先生やエクスチェンジ・パートナーのネイティブに、同じような細かい質問を浴びせまくったら、5分でイヤな顔をされることでしょう。
この、ネイティブにとっては「ピコピコハンマーでぶっ叩きたくなる」けど、日本人学習者なら疑問に思ってしまう「質問たち」を全部クリアにしたところに、この学習書の意義があり、ネイティブの語感や発想に近づくために最適なガイドブックになってくれるのです。
この本はまさに、「いの&あれ」コンビだからこそ実現できた希少なテキスト。
ダイアログ内容も解説部分もボケ&ツッコミ満載で、笑いながらあっという間に読めてしまうのでw、英語学習に飽きてきた方、もっと楽しく自然な英語を学びたい方はぜひ、チェックしてみてくださいね☆
オーディオブックもあるので、通勤・外出時に耳だけで勉強することもできます。
(漫才のような解説なので、聞いていてもまったく眠くなりません)
ダイアログ音声も必聴です!!
価格も1,480円(テキストのみ)~\2,980(テキスト+ダイアログ音声+Audio Bookのフルセット)ととても良心的なので、安心しておすすめできます。
著者: いの&あれ
価格: ¥1,200~\2,000(税込)
形態: 電子書籍(PDFファイル)+音声(mp3)
対象レベル: ネイティブの語感を身につけたい、初級~上級者すべて
オススメ度(10点満点): ★★★★★★★★★★(10点)
初めてダイアログを見せてもらったとき、あまりに強烈なキャラたちと、漫才のような内容に驚きつつも、頭の中ですぐにイラストのイメージがわきました
<ダイアログはこんな感じ(一部抜粋)>
- うわーっ!ゴリ子だ!きっとまたデートの誘いなんだろうなあ。
- いけね!心の中で言ったつもりなのに、声になってたか?
- いやいや、えーとね。まあ、何でもいいでしょ。
- 何、その『あなた男なんていないでしょ』的な発言は?
- あなたがそこまで言うんなら、赤にします。
- 聞いてた話と違って日本人は不親切ねー。
- 知るかー!現代のことを聞かんかい!
- 疲れたはこっちのセリフでーす。
立ち読みもできますし、「これだけでも十分おもしろい!」と評判の無料レポート「鼻毛のW氏編」も配布中ですので、ぜひご覧くださいね(*^ω^*)
※ 職場で読まないよう、ご注意ください